Record China 2008年10月14日(火) 9時53分
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13日、四川省政府は、省内のチベット地区に住む遊牧民族の定住化を図るため、2009年〜12年に総額50億元を投入する計画だという。写真は四川省アバ・チベット族チャン族自治州に住むチベット族。
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2008年10月13日、四川省政府は省内のチベット地区に住む遊牧民族の定住化を図るため、2009年〜2012年に総額50億元(約750億円)を投入する計画であることがわかった。「四川在線」が伝えた。
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今回の計画は、遊牧民族の住居問題を解決して生活水準の改善を図るとともに、チベット地区の経済発展を促すためだとしている。関係者によると、現在同地区に遊牧民族は11万1600戸、53万3000人が居住しており、そのうち未定住戸数は4万7000戸、21万9000人で、簡素な住居での定住戸数は5万2000戸、25万4000人に達しているという。
計画は主に次の3つの内容で構成されている。
1)村を単位として住居を新築・改造し、遊牧民族が集中して居住するように誘導する。
2)生活水準向上のため政府が補助をし、越冬に適したテントや生活用品などの購入を奨励する。
3)小学校低学年用の教室や村の保健所などを含んだ「村民活動センター」を建設し、定住した遊牧民族に総合的なサービスを提供する。
また、定住地点をできる限り主要幹線沿いに設置し、公共サービスの提供を受けやすくするだけでなく、同地区の特色産業や観光産業などの発展を促し、収入増と遊牧民族定住の固定化を図って行くという。(翻訳・編集/HA)
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