Record China 2008年10月18日(土) 9時1分
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15日、「一人っ子政策」で生まれた若者を対象に行った結婚や恋愛に関する意識調査で、若い世代に「晩婚」と「少子化」が定着していることが判明。結婚相手は「人柄」第一だという。資料写真。
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2008年10月15日、「中国青年報」は中国社会科学院が作成した「第一代独生子女(一人っ子)結婚恋愛観念および教育観念研究」に関する報告書を独自入手し、その中身を紹介。
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同院社会発展研究室と国家人口計画生育委員会が共同作成した報告書は、2007年に上海市、河南省、湖南省の3か所で聞き取りとインターネットによる調査に参加した、1976年から86年までに生まれた2888人の一人っ子の回答を基にしている。
報告書によると、彼らの初恋年齢は平均で20.45歳、初体験は22.8歳、結婚は24歳、出産は25.7歳となっている。理想的な子供の数は平均1.8人だが、これは「1人」と答えた者が全体の31%であるのに対し、「2人」が61.1%と大きく上回ったことによる。実際には政策上の規制や経済的、精神的理由から、子供は1人もしくは要らないと答える者がほとんど。
結婚相手については、「道徳的品格」を第一条件にあげる者が81.8%。農村部では相手の職業を、都市部では相手の収入と能力を重視する傾向にあり、男性は相手の容姿と生活習慣、女性は相手の学歴と収入にこだわりをみせている。
性に関しては報道されるほど「開放」されていないことが明らかに。同棲や試験婚に対しては多くの若者が賛成しているが、「実際に行っても良い」と答えた者は33.75%にとどまった。婚前交渉についてもほとんどの回答者が「ある」と答えたが、96.32%がその相手を「恋人」と答えており、同性愛に関しては73.76%が拒絶反応を示すなど、「一人っ子」世代の保守的な一面を垣間見ることができる。(翻訳・編集/本郷)
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