2008年10月16日、16日付香港・財貨網は経済学者11人の予想として、9月の中国CPI（消費者物価指数）の前年同月に比べた上昇率が4．7％となる見通しを伝えた。8月の4．9％から下落することになる。経済学者らは、中国の小売は08年に入って好調な状態を維持しているが、世界経済の先行き不透明感を受けて、消費者の需要が今後落ち込むとみている。

工業増加値（日本の売上高総利益に相当）は同13．9％増と予想。伸び率は前月の12．8％からは高い数値となるが、07年通年の18．5％からは下回ることになる。

中国国家統計局は今月22日、9月のCPI、工業増加値を発表する。（翻訳・編集/KS）