チェコ下院、チベット独立旗掲げた与党議員を譴責―新華社

Record China    2008年10月20日(月) 16時13分

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16日、9月下旬にチェコ訪問中の中国代表団の前でチベット独立旗を掲げた同国与党「緑の党」の一部議員を同国議会が譴責したことが明らかになった。写真はチベット自治区。

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2008年10月18日、チェコ下院議会のブルチェク議長は16日、先月25日に同国訪問中の中国全国人民代表大会民族委員会代表団に対し、極めて無礼で両国の友好関係を損なう行為を行ったとして与党「緑の党」の議員を譴責した事実を明らかにした。

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ブルチェク議長は新華社に対し、中国代表団の前でチベット独立旗を掲げた議員は数人であったことを強調。彼らの行為は議会や政府、さらには国民を代表するものでは決してなく、大多数のチェコ議員や国民が彼らを非難していると述べた。

同議長はさらに「チェコと中国の間には長い友好関係の歴史がある」としながらも、ここ数年チェコ政権に大きな変動があったため、両国の関係発展が阻害されていると指摘。「左翼政党である社民党の幹部として、また下院議長として、中国との友好・協力関係を積極的に発展させるよう主張してきた」と話す同議長は、今回の「緑の党」議員の事件で両国の友好関係が損われることがないよう中国側に理解を求めた。

さらに、ブルチェク議長は訪中にも意欲を示し、事件が両国の関係発展に影響を落とさぬよう中国側に誠意をもって説明したいと語った。(翻訳・編集/本郷)

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