<金融危機>「帝国」は米から中国へ、ジョージ・ソロス語る―独紙

Record China    2008年10月20日(月) 12時5分

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2008年10月、著名投資家ジョージ・ソロス氏が金融危機の原因と見通しについてコメント。危機で大きな傷を負った欧米はその地位を失い、中国が新たな金融帝国の座につくと予測している。写真は証券会社店頭で株価を見つめる個人投資家。

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2008年10月、著名投機家のジョージ・ソロス氏は独紙ディ・ヴェルトの取材に答え、金融危機の原因と見通しについてコメントした。危機で大きな傷を負った欧米は地位を失い、中国が新たな金融帝国の座につくと予測している。19日、人民網が伝えた。

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ソロス氏は今回の金融危機が世界恐慌以来最も深刻と指摘、その原因は現行の金融制度そのものに内在されていると指摘した。

また、欧米諸国はこれまでその実質的な生産力をはるかに上回る量を消費する不健全な状態にあり巨額な債務を抱えてきたとして、今後は危機に乗じて中国や産油国などが多くの資産を獲得することになると予測、この25年間アメリカが犯してきた過ちにより権力の中心はアジアへ移行するとの見通しを語った。(翻訳・編集/KT)

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