Record China 2008年10月21日(火) 8時28分
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20日、安徽省蚌埠市で発見され、同省文物考古研究所が06年12月から発掘を進めてきた「双[土敦]1号墓地」の主は、春秋時代の小国「鐘離国」の国王・柏であることが分かった。写真は08年6月の発掘作業。
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2008年10月20日、安徽省蚌埠市で発見され、同省文物考古研究所が06年12月から発掘を進めてきた「双[土敦]1号墓地」の主は、春秋時代(紀元前771〜同403年)に一帯を支配していた小国「鐘離国」の国王・柏であることが分かった。「中国新聞網」が伝えた。
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円形の墓穴などがこれまでにない珍しい構造になっていると注目されていた「双[土敦]1号墓地」での発掘作業は、今年7月末までにほぼ完了し、現在は専門家らによって副葬品などの修復作業が行われている。
同研究所はこのほど、出土物に含まれていた9個の鐘に刻まれていた文字の解読に成功。墓の主は当時この地区一帯を支配していた鐘離国の国王「柏」であると確定した。専門家は「墓や副葬品の規模、豪華さから推測して、柏は200年余りの鐘離国の歴史の中でも最盛期に君臨した国王だろう」としている。
また、これより以前に同省の鳳陽村で発見された円形の墓の主は、柏の息子「康」であることも確認されたという。(翻訳・編集/HA)
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