新生児死亡の漢方注射液、緊急使用停止―中国

Record China    2008年10月20日(月) 19時20分

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19日、黒龍江省衛生庁は緊急通知を発令し、このほど新生児患者に不良反応を引き起こし、死亡者も出した注射液について、全省の医療機関に使用停止を命じた。陝西省では新生児が1人死亡している。資料写真。

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2008年10月19日、黒龍江省衛生庁は緊急通知を発令し、このほど新生児患者に不良反応を引き起こし、死亡者も出した注射液について、全省の医療機関に使用停止を命じた。黒龍江省のニュースサイト・東北ネットの報道。

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使用禁止、販売停止および回収とされたのは山西太行薬業股[イ分]有限公司製の「茵梔注射液」で、陝西省延安市の志丹県病院でこの製品を投与した新生児4人に不良反応が見られ、11日、うち1人が死亡した。これを受けて衛生部は19日、緊急会議を招集し同製品の使用禁止を呼びかけた。問題製品は同ロットで26万本が生産され、黒龍江省や山西省など8省に流通している。

「茵梔注射液」はクチナシなどから抽出した漢方生薬の注射液で、発熱、嘔吐、肝炎などの症状に用いられる。(翻訳・編集/愛玉)

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