ソウル市内で無差別殺傷事件、被害者の多くは中国人―韓国

Record China    2008年10月20日(月) 19時51分

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20日、韓国ソウル市カンナム区で31歳の男が受験生専用宿泊施設に放火。逃げ惑う宿泊者を刃物で襲い、少なくとも6人が死亡。7人が重軽傷を負った。写真はソウル市。

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2008年10月20日、韓国ソウル市カンナム(江南)区で同日午前、考試院(各種試験の受験生用宿泊施設)に31歳の男が放火。逃げ惑う女子学生らに刃物で切りつけ、少なくとも6人が死亡、7人が重軽傷を負う大惨事となった。死傷者の数は今後増える可能性もあるという。韓国「朝鮮日報」紙によると、犠牲者の多くは中国の朝鮮族女性だという。中国新聞網が伝えた。

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容疑者の男は考試院3階にあった机に引火性の液体をかけて火をつけた後、3階入り口付近で逃げ出す宿泊客らを待ちうけ、刃物で次々に襲った。

事件現場となった考試院は4階建ての建物で、3階と4階部分が宿泊施設になっていた。情報によると、当時建物内には約100人がいたとされ、そのほとんどが朝鮮族の中国人女性。事件後、容疑者は建物の屋上に隠れていたが、警察に逮捕された。男は前科8犯で現在無職。「生きていくのが嫌になったから事件を起こした」と話しているが、詳しい動機や事件の背景については現在調査中である。(翻訳・編集/本郷)

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