Record China 2008年10月23日(木) 7時5分
拡大
22日、ニワトリやブタの飼料メーカーの元関係者が、「骨粉」の替わりに通称「白土子」と呼ばれる石灰岩の一種を混ぜて販売していたことを暴露した。写真は江蘇省南通市の養鶏場。
(1 / 4 枚)
2008年10月22日、ニワトリやブタ用飼料メーカーの元関係者が20日、「骨粉」の替わりに通称「白土子」と呼ばれる石灰岩の一種を混ぜて販売していたことを暴露した。「半島網」が伝えた。
【その他の写真】
元責任者は「養鶏場で大量のニワトリが死亡した事件を知り、良心の呵責に耐えかねた」と内情を暴露するに至った経緯を語り、「白土子は石灰岩の一種で、チョークや陶器などの原料として使用されるものだが非常に安いため、これを骨粉の替わりに飼料に混ぜて販売していた。見た目は素人には見分けがつかない」とその手口を明らかにした。
山東省莱西市のある村の街道沿いには、陶器の原料としての白土子の加工・販売所が点在しており、最近は不法飼料メーカーが先を争って白土子の購入に訪れるだけでなく、販売側も不法な使用を知りつつ販売し、「WIN&WIN」の状態だという。
一方、従来の飼料購入ルートを変更し、ニセ飼料を購入・使用した養豚場では、生後8か月の段階で標準120kgあるべきブタの体重が100kgに達しない栄養不良になり、血便を伴うブタもいる状況に陥っている。
専門家は「ブタやニワトリが白土子を大量に摂取すると栄養不良を起こしたり、死に至る」と指摘しており、飼料を正規のルートで購入し、ニセ飼料を使用しないよう呼びかけている。(翻訳・編集/HA)
この記事のコメントを見る
Record China
2008/10/11
2008/10/19
2008/10/5
2007/8/14
2008/9/10
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る