<原発>25年間の健康調査を報告、「健康被害なし」―広東省

Record China    2008年10月23日(木) 20時33分

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23日、広東省深セン市衛生局は、同省の大亜湾原発と嶺澳原発周辺に住む市民の健康状況を調査した結果、「悪性腫瘍や白血病などの発生率は全国平均並みだった」とする報告書を公表した。写真は嶺澳原発(第2期)の工事現場。

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2008年10月23日、広東省深セン市衛生局は、同省の大亜湾原発と嶺澳原発周辺に住む市民の健康状況を調査した結果、「悪性腫瘍や白血病などの発生率は全国平均並みだった」とする報告書を公表した。南方網が伝えた。

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報告では、80年から05年までの25年間、原発周辺に住む市民の悪性腫瘍、白血病、子供の甲状腺肥大などの発生率を全国平均と比較。その結果、「全て平均並みだった」とし、最終的に「原発が周辺住民に与える健康被害は見られなかった」とまとめられた。

大亜湾原発は79年から候補地選びに入り、88年に着工、94年から商業運転が始まった。一方の嶺澳原発は97年に第1期が着工、02年から商業運転が始まり、05年から第2期工事が開始。第2期は10年から運転開始される予定である。(翻訳・編集/NN)

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