Record China 2008年10月26日(日) 15時19分
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世界3大料理のひとつにも数えられる中華料理。この特集では国民的に愛され、日常の食卓に頻繁に登場する彼らの大好物を特集する。第7回は、中国では味噌汁にあたるチキンスープ。
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世界3大料理のひとつにも数えられる中華料理。広大な国土に無数に存在する料理の数々はグルメを自認する中国人ですら、一生かけても食べきれないほどである。この特集では国民的に愛され、日常の食卓に頻繁に登場する彼らの大好物を特集する。第7回は、中国では味噌汁にあたるチキンスープ。人民日報(電子版)の編集。
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中華料理はとてもスープを大切にする料理である。世界三大スープのひとつとも数えられるフカヒレスープをはじめ、古くはコーンスープ、近年ではスーラータン(酸辣湯)などが日本では有名であるが、家庭で食べられるスープにも数え切れないほどのレシピがある。
中華のスープはアヒル、白身魚(とくに頭部)、ホタテの貝柱、中華ハムなどさまざまな素材でダシをとるが、何と言ってもほとんどのスープは鶏ガラをベースにしている。年をとった鶏が適しているとされ、かつて肉が貴重だった時代には産後の肥立ちをよくするために産婦に飲ませるものだったという。現在は老若男女が日常的に食し、「中国の味噌汁」的地位を確立している。
ことにスープ文化が豊かなのは広東地方で、広東の人々はその日の体調に合わせて具材のとりあわせを変えたスープを食べ、健康を保っている。各家庭の母親は伝統的薬膳スープのレシピを無数に頭に叩き込んでおり、家族の健康維持に努める。そんなお国柄から、故郷を離れた中国人はよく「ママのつくったスープが食べたい」などと言ってため息をつくのである。(翻訳・編集/愛玉)
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