<続報>警官殴殺の解剖始まる、最高の法医学者が集結―黒竜江省ハルピン市

Record China    2008年10月26日(日) 16時42分

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25日、今月11日に黒竜江省ハルピン市で発生した警官と市民の乱闘事件で、警官6人に殴り殺された被害者に対する遺体解剖が、国内最高の法医学者を招いて行われた。写真は違法露店を取り締まるハルビン警察。

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2008年10月25日、黒竜江省ハルピン市で今月11日、ハルピン警察の警官6人と市民の間で乱闘事件が発生。この事件で死亡した市民、林松嶺(リン・ソンリン)さん(当時22歳、男性)の遺体解剖が25日午後行われた。「北京晨報」が伝えた。

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今月11日、ハルピン市内のナイトクラブ「糖菓(キャンディー)バー」の前で客として車で乗りつけた警官6人が、居合わせた市民と口論になり乱闘となった。林さんはこの乱闘で全身を殴られて死亡。13日、ハルピン市公安局が加害者の警官6人を逮捕したと発表すると、全国から同公安局に非難が殺到した。だが防犯カメラの画像には被害者の林さんが警察官に殴りかかっているシーンも残っており、事件に対する真相究明が急がれていた。

林さんの遺族側弁護士である北京中高盛律師(弁護士)事務所主任の胡鳳濱(フー・フォンビン)弁護士によると、同公安局と遺族の間で話し合いの結果、国家公安部第二所と最高人民検察院、華東政法学院司法鑑定センター、国家司法部司法鑑定科学技術研究所の4か所から、それぞれ法医学鑑定の専門家を招いて遺体解剖を行うことになったという。

遺体解剖にはこれら法医学専門家のほかに遺族とその弁護士の立会いが認められた。遺族の要求により、解剖資料は26日に上海の司法部司法鑑定研究所に送られ検査を受け、20〜30日後に結果が出る予定だという。(翻訳・編集/本郷)

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