農民暴動で工場・事務所を破壊、木材買い取りめぐり―江西省宜春市

Record China    2008年10月27日(月) 10時39分

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24日、江西省宜春市銅鼓県で農民暴動が発生、200人の農民が工場、オフィスを破壊した。26日、中国新聞社は暴動がほぼ収束したことを伝えた。写真は瀋陽市の木材置き場。

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2008年10月26日、中国新聞社は江西省宜春市銅鼓県で発生した農民暴動がほぼ収束したことを伝えた。

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暴動が発生したのは24日夜、銅鼓県大[土段]鎮村の農民約200人が三都鎮工業団地にある江西緑海木業有限公司を襲撃し、工場やオフィスを破壊した。事件の発端となったのは同社警備員と同村農民との衝突と見られるが、不満の火種は2004年から続くものだった。

同年、緑海木業有限公司は大[土段]鎮村の人工林5200ヘクタールの使用権を獲得したが、その後木材価格の高騰が続き、農民は安く買いたたかれたとの不満を持っていた。05年に県政府の仲介により緑海木業有限公司は1ヘクタールあたり90元(約1240円)の補助金を毎年支給することに合意したが、農民は納得せずしばしば小競り合いとなっていた。

警察は暴動の引き金となった衝突に参加した警備員11人のうち6人を逮捕、残る5人についても速やかに自首するよう求めている。(翻訳・編集/KT)

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