2008年10月24日、韓国の檀国大学東洋学研究所が編纂した中国語辞書「韓漢大辞典」が、韓国で出版された。中国語辞書としては、“本家”中国の「漢語大詞典」を抜いて世界最多の収録単語数を誇るという。環球時報が伝えた。

【その他の写真】

韓国聯合ニュースの報道によると、この「韓漢大辞典」は全16巻、漢字5万5000字と単語45万語が収録されている。檀国大学東洋学研究所はこの辞書について、「世界の3大中国語辞書を上回る収録単語数」と紹介した。この世界3大辞書とは、全13巻、単語数40万語が収録された日本の「大漢和辞典」（大修館書店、諸橋轍次著）、全10巻、単語数40万語の台湾の「中文大辞典」、そして全13巻、単語数37万語の中国本土の「漢語大辞典」である。

韓国ではこの辞典の出版を記念して28日、ソウルプラザホテルで同研究所主催による記念式典が催される予定。（翻訳・編集/NN）