地下鉄の列車、ドアあけたまま一駅間を走る―北京市

Record China    2008年10月28日(火) 22時16分

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28日、北京市の地下鉄5号線の列車がドアを開けたまま、水橋南駅から次の北苑路北駅まで運行する事故が27日に起きた。機械の故障によって起こった事故だという。写真は北京市内を走る地下鉄4号線の新車両。

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2008年10月28日、京華時報によれば、27日午前8時頃、北京市の地下鉄5号線の列車が水橋南駅から次の北苑路北駅まで、ドアを開けたまま運行するという事故が起きた。地下鉄運営会社は、機械の故障によって起こった事故だと説明している。

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27日朝7時50分頃、いつものように天通苑南駅から地下鉄に乗ったある乗客によると、水橋南駅に到着したのはちょうど8時頃。発車のベルが鳴り、ドアが何度か閉まりかけたが、閉まらない。ホームの駅員が車掌に点検を促したが、列車はドアが開いたまま発車。次の苑路北駅までドアは開いたままになっていた。ドア付近の乗客は突然のことに驚き、危険を避けるように列車の中央に集まっていたという。混乱はなく、けが人も出なかったが、この間の光景を、乗客が携帯電話のカメラで撮影していた。

市地下鉄の運営会社は、ドアが閉まらなかったのは機械の故障によるものだと説明。列車の運転士が検査をしたところ列車の運行に影響はないと判断し、車掌らが手でドアを閉め、監視の上で運行を続け、雍和宮駅に到着した際に修理を行ったという。

しかし、乗客の話では、車掌はドアの監視などしておらず、運営会社の説明と食い違いが生じているが、この件について運営会社側の説明は行われていない。(翻訳・編集/岡田)

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