2008年10月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に参加する大学生4人が選抜会を経て選ばれた。中国の新たなイメージを広める大使としての役割を担うことになる。28日、人民網が伝えた。

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11月16―22日、ペルーでAPEC総会が開催される。中国からは胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席が参加するが、全国から選ばれた4人の大学生も同行する。選抜条件は厳しく難関で知られる公務員試験相当の問題が用意された。選ばれた学生はいずれも優れた英語のスピーチ能力を持ち、歌や踊りなど中国文化を伝える才能の持ち主だという。

派遣される学生の一人、張萌(ジャン・モン)さんは北京師範大学の3年生。国際貿易、経済学の二つの学位を目指して勉強を続けている。APECでは世界各国の指導者と出会い最新の国際状況、経済環境について知ることはもちろんのこと、各国から集まる大学生たちと交流し、中国の素晴らしい文化、目覚ましい発展を続ける経済と「調和社会」の現状についても伝えたいと意欲を見せた。（翻訳・編集/KT）