Record China 2008年10月29日(水) 22時27分
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28日、広東省深セン市で一人の女性が飛び降り自殺を試みた。その動機は株に勝てるパソコンソフトを頼りに投資をし財産を失ってしまったばかりか、高利貸しに多額の借金が残ったためだという。写真は武漢市の証券会社店頭。
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2008年10月28日、広東省深セン市で一人の女性が飛び降り自殺を試みたが、説得により自殺をやめた。その動機は株に勝てるパソコンソフトを頼りに投資をしたところ、財産を失ってしまったばかりか、高利貸しに多額の借金が残ってしまったためだという。奧一網が伝えた。
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女性の話によると、昨年4月に大贏家電子情報有限公司製の株価予想ソフトウェアを購入し投資を始めたが、昨年末からの株価急落により財産を失ったばかりか高利貸しに借金まで残ったという。女性は補償を求めて同社を訪問したところ断られたため、怒りのあまり同社が入居しているマンションから飛び降り自殺を試みた。
大贏家電子情報有限公司によると、女性に販売した株価予想ソフトは4万元(約60万円)と極めて高額。ただしその利用期間は今春までとなっていた。また同ソフトウェアは投資の参考にするためのもので、具体的に儲かる株を推薦するものではないとして、補償はできないとコメントしている。
現在は低迷を続ける中国株だが、わずか1年前の昨夏までは株バブルに浮かれていた。素人の個人投資家が大量に参入したが、それに目を着けた企業は「絶対に株で儲かるソフトウェア」や「絶対に値上がりする株を教える情報システム」などを販売、巨額の利益を上げていた。多くの個人投資家は株価急落で痛手を負ったが、同時にこうした企業によって二重に搾取されていたことになる。飛び降り自殺を試みた女性の背後には、同じように食い物にされた無数の個人投資家の影が透けて見える。(翻訳・編集/KT)
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