対外貿易は安定的発展を継続―中国商務部

Record China    2008年10月30日(木) 10時31分

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28日、中国商務部は「現在中国はなお対外貿易の発展という点については有利な条件を備えており、対外貿易が今後も長期的に安定した成長をする」という見解を発表した。写真は中国国際機械商品博覧展。

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2008年10月28日、新華網によると、中国商務部の易小准(イー・シャオジュン)副部長は「第3回世界工商協会フォーラム」の席上、現在中国はなお対外貿易の発展という点については有利な条件を備えており、対外貿易が今後も長期的に安定した成長をするという見通しを語った。

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易副部長によると、今年第3四半期までの輸出入総額は約1兆9700億ドルで、25.2%の増加を見せた。うち輸出は1兆700億ドルで22.3%の増加、輸入は8931億ドルで29%の増加が見られた。輸出入のバランスも良好で、特に電気製品の輸出が目立って増加し、総額は前年同期比24%増の6710億ドルだった。同時に、対外投資額の増加も見込まれ、前年同期比1.2倍増になると見られる。

易副部長は、4つの条件が中国の良好な対外貿易を可能にしていると語った。まず、中国人の生活レベルの向上に伴い、海外製品の需要が高まっていること。次に、外資との共同により、世界の工場として発展できたこと。第3に、労働力が豊富で、その質も年々高まっていること。第4に、外貨準備額が豊かで、金融が安定していることを挙げた。

こうした条件を備えた中国は今後世界経済への貢献がより大きくなると自信を見せる。しかし一方で、進行する世界経済の後退と国内における資源不足など問題点もあり、それが不安材料となる可能性についても触れた。(翻訳・編集/小坂)

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