人民銀総裁、米州開発銀行に339億円の拠出を表明―中国

Record China    2008年10月29日(水) 15時42分

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27日、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は米州開発銀行(IDB)のルイス・アルベルト・モレノ総裁と会談し、出資国として3億5000万ドル(約339億円)を拠出する考えを明かした。写真は中国人民銀行。

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2008年10月27日、中国人民銀行(中央銀行)のウェブサイトによると、同行の周小川(ジョウ・シャオチュアン)総裁は米州開発銀行(IDB)のルイス・アルベルト・モレノ総裁と会談し、出資国として3億5000万ドル(約339億円)を拠出する考えを明かした。中国新聞網が伝えた。

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IDBは15日の総務会で行われた投票で、中国を新たな加盟国として迎えることを決めた。周総裁は会談で、中国のIDB加盟について「金融、貿易、投資、科学技術など多くの分野において、双方に新たな基盤と機会を提供するだろう。双方にとってメリットにつながる」と述べた。モレノ総裁も周総裁の考えに賛同の意を示した上で、「中国の加盟は、中南米とカリブ海地域の貧困撲滅事業の促進に重要な意義を持つ」と強調した。

IDBは59年、中南米とカリブ海諸国の経済開発を促進する目的で設立された。米ワシントンD.C.に本部を置く、世界最大の多国間開発金融機関である。現在の加盟国は47か国。日本は76年に加盟している(翻訳・編集/NN)

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