Record China 2008年10月30日(木) 18時2分
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29日、山西省政府は同省宝干河炭鉱で発生した死亡事故を知った新聞記者らが口止め料を受け取っていた事件に関する記者会見を開いた。金を受け取った記者の多くは正規の記者証を持たないニセ記者だったという。写真は山西省大同市の炭鉱。
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2008年10月29日、山西省政府は同省宝干河炭鉱で発生した死亡事故を知った新聞記者らが口止め料を受け取っていた事件に関する記者会見を開いた。金を受け取った記者の多くは正規の記者証を持たないニセ新聞記者だったという。新華社が伝えた。
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9月20日、宝干河炭鉱で事故が発生し41歳の男性が死亡したが、炭鉱は事件を政府機関に報告せずもみ消しを試みた。この罪を問われ、炭鉱の会長及び共産党総支部書記が免職されている。
ところが事件をかぎつけた新聞記者らが多数炭鉱を訪れた。炭鉱に残された資料によれば、24日と25日の二日間だけで23社28人が訪問している。省政府の調査によると、リストのうち正規の記者証を持つのはわずか2人だけ。ほとんどは口止め料目当てにやってきたニセ新聞記者と見られる。これまでの調べで、炭鉱はメディア6社に計12万5700元(約178万円)を支払ったことが明らかとなっている。ある炭鉱スタッフは、記者の中には道に迷いガソリン代がなくなったなどとして費用を請求するものもおり、1人あたり300〜500元(約4250〜7090円)、計1900元(約2万6900円)を支払ったと証言している。
山西省ニュース出版主管部門は今回の事件について徹底的な調査を約束するとともに、ニセ新聞記者への取り締まり強化を明言した。(翻訳・編集/KT)
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