<金融危機>観光の韓国人団体、旅行会社が12時間も拘束=ウォン急落で―中国

Record China    2008年10月30日(木) 12時38分

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28日、中国を観光中の韓国人ツアー客16人が24日、現地の旅行会社から不当に12時間も拘束される事件が発生したと韓国紙が報じた。未払い代金要求のためだったという。写真は今年の国慶節休みの黄山。毎年多くの観光客が訪れている。

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2008年10月28日、韓国聯合ニュースによると、中国を観光中の韓国人ツアー客16人が24日、現地の旅行会社から不当に12時間も拘束される事件が発生した。韓国側の未払い代金を要求するためだったという。29日付環球時報が伝えた。

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記事によると、被害にあった韓国人ツアー客16人は24日午後、バスに乗って安徽省の名山で世界遺産にも登録されている黄山に向かう途中、突然バスを止められ、現地の旅行会社から「韓国側旅行会社の未払い分を支払うよう」要求された。16人は翌25日早朝まで12時間も拘束された後、ツアーの途中だったにも関わらず同日の飛行機で急きょ韓国に帰国した。

中国の旅行関係者によると、昨今の金融危機で韓国ウォンが急落したため、旅行会社はどこもかなりの損失を被っている。そのため、韓国人ツアー客に別途ガイド代を要求し、穴埋めを図るケースが多発しているという。この関係者は「拘束という手段は良くないが、そうした狙いがあったとしても不思議ではない」と指摘した。

このニュースは、韓国のインターネット掲示板でもあっという間に広まった。聯合ニュースはその後、旅行会社はすぐにツアー客に謝罪したと報じたが、非難の嵐は続いている。(翻訳・編集/NN)

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