外国人襲撃と強盗傷害が連続して発生―北京市

Record China    2008年10月31日(金) 8時25分

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29日、北京市で外国人を狙った襲撃事件および強盗傷害事件が発生し、1人が重症、1人が軽症を負った。事件の詳細については現在調査中だが、北京市公安局は犯人は同一人物との疑いを強めている。写真は豊聯広場。

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2008年10月29日、北京市で外国人を狙った襲撃事件および強盗傷害事件が発生し、2人が重軽症を負った。事件については現在捜査中だが、北京市公安局では犯人は同一人物との疑いを強めている。「新京報」が伝えた。

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1件目は29日午後12時頃、北京市朝陽区の豊聯広場付近で発生。1人の外国人が豊聯広場の北門駐車場方面に向って歩いていたところ突然襲われ、大声で助けを求めた。警備員が駆けつけたときには、あたり一面は血の海で被害者は倒れており、犯人の姿はすでになかった。被害者は40歳ぐらいの米国人で、背中や脚などに傷を負ったが幸い軽症だったという。

2件目は午後2時30分頃、北京駅付近の東街恒基センター西側1階の吉野家の店内で発生した。外国人の跡をつける様な形で入店してきた中国人らしき男が、外国人がテーブルに着いて食事をしようとしたところ、突然正面から襲い、布製のバッグを奪った。言い争いになった後、犯人はナイフで外国人を数回刺し、バッグを持って逃走した。被害者はロシア人で、手や腹部など4か所に傷を負う重症。

被害者の妻は「北京に来てまだ間もない。夫は銀行でお金を下ろした後、昼食に来て襲われた。バッグにはパソコンや財布などが入っていた」と話している。目撃者は「犯人は身長170cmくらい、短髪で濃い色のコートを着ていた」と証言している。(翻訳・編集/HA)

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