Record China 2008年10月31日(金) 15時25分
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29日、香港統計処によると、中国本土に長期滞在または居住する香港人が年々増加しており、特に老人と学生の伸び率が高いことが分かった。写真は祖先の墓参りのため本土入りする香港人。
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2008年10月29日、香港統計処が実施した「テーマ別居住者統計調査」によると、中国本土に長期滞在または居住する香港人が年々増加しており、特に老人と学生の伸び率が高いことが分かった。香港「文匯報」が伝えた。
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同統計処が28日に発表したデータによると、2007年7〜9月の期間に中国本土に居住していた香港人は約50万人で、前回04年の調査に比べて2万8000人増加した。このうち定年退職者が前回比27.2%、学生が同21.2%増えた反面、30〜49歳の壮年人口は同3.4%減少した。特に70歳以上の高齢者は、前回調査より24.8%増加して6万2400人となり、年代別伸び率では最高を記録した。
また、長期滞在の理由は「仕事の関係」が41.8%と最も多く、続いて「親戚がいるため」となっている。さらに、29.4%が「香港よりも居住空間が広い」とし、26.7%が「生活レベルが向上した」と答えている。
こうした傾向について、香港大学の陳高凌(チェン・ガオリン)教授補佐は「中国本土の物価は年々上昇しているが、香港とはまだかなりの差があり生活しやすい。そのため、貯蓄に頼って老後生活を送る目的の人や香港での生活に余裕が持てなくなった老人が今後も増加し続けるだろう」と分析している。(翻訳・編集/HA)
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