Record China 2018年2月6日(火) 11時20分
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日本と韓国が慰安婦問題の最終的解決で合意した2015年12月以降も、韓国国外で慰安婦像の設置が続いている。資料写真。
2018年2月4日、環球時報は、日本と韓国が慰安婦問題の最終的解決で合意した2015年12月以降も、韓国国外で慰安婦像の設置が続いていると伝えた。
外務省の調べによると、合意後に韓国国外で設置された慰安婦像や碑は6カ所。記事は、「日本側は合意に反する行為だとして撤去を働きかけているが、歯止めがかからない状況に焦りが広がっている」とした。
合意後に設置された慰安婦像や碑は米国が最も多く、カリフォルニア州サンフランシスコ市やニューヨーク市などの4カ所。そのほかは、ドイツとオーストラリアに1カ所ずつとなっている。合意前には米国に8カ所、カナダに1カ所が設置されており、合わせて15カ所に設置されたことが確認されている。
また、米国下院と三つの州、四つの市で議会が慰安婦像の設置促進などを盛り込んだ決議を可決しており、これらは在米韓国系団体のロビー活動によるものだと日本のメディアは指摘している。
記事は「日本政府や日系団体はこれまで謝罪や補償を行ってきた経緯を現地の政治家に説明し、像や碑の設置をやめるよう働きかけているが、その効果は十分ではない」とし、自民党の中曽根弘文元外相が1月、党内の会合で「(慰安婦関連の問題は)モグラたたきのように出る」と危機感を示したことを伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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