Record China 2008年11月4日(火) 10時22分
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30日、このほど中国と英国の科学者の共同研究によって、今後中国で人類や動物へ伝染病の危険をもたらすとみられる8大要素が特定された。写真は05年浙江省温嶺市で行われた鳥インフルエンザの予防訓練。
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2008年10月30日、人民網によると、このほど中国と英国の1年間の共同研究によって、今後中国で人類や動物へ伝染病の危険をもたらすであろう8大要素が特定された。
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その8大要素とは、(1)人、動物、動物製品の国内外の移動の増加、(2)流動人口の増加、(3)国内外の観光による移動の増加、(4)動物の糞尿増加とその処理問題、(5)性生活の変化による疾病や伝染の危険性の高まり、(6)人々の伝染病に対する抵抗力の低下、(7)農作物や動物の遺伝的均一性の増大、(8)資産や教育水準の全体的な向上、である。
研究は中国協和医科大学公共衛生学院院長の黄建始(ホアン・ジエンシー)教授を中心とし、英国政府の科学技術政策「技術予測プログラム」(Technology Foresight Program)の一環として行われた。中英が共同開発した分析方法を用い、中国の伝染病の専門家等181人が加わってすすめられた。
研究により、伝染病が今後中国で発生し広まる危険性のある要素47項目が確認された。その中でもウィルスの薬品に対する抵抗力の強まり、不健康な生活、高齢化、気候温暖化など17種が伝染病の原因として今後10〜25年以内に増加する可能性が高い。所得格差や貧困、栄養不良、院内感染など8種は、今後減少していく可能性が高いとされた。教育水準、水質や食品の安全性、人々の健康への認識など17種については、伝染病軽減の原因となり、今後10〜25年間で増加する見込み。(翻訳・編集/岡田)
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