Record China 2008年11月3日(月) 8時21分
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10月31日、北京市では1977年以来、肺がんが発病率・死亡率共に悪性腫瘍の中で首位にあり、なおかつ上昇傾向にあることが分かった。
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2008年10月31日、北京日報によると、北京市衛生局は30日発表した健康レポートの中で、北京市では1977年以来、肺がんが発病率・死亡率共に悪性腫瘍の中で首位にあり、なおかつ上昇傾向にあると報告した。
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同局の●小虹(デン・シャオホン=●は登におおざと)報道官によれば、北京市では悪性腫瘍のうち、肺がんによる死亡が29%を占める。死亡率は1974年から2003年までに167%上昇した。
肺がん発病の原因トップは喫煙で、喫煙者の肺がんリスクは非喫煙者の10倍以上にもなるといわれる。また、受動喫煙や大気汚染、室内の空気汚染、さらには調理中の油や煙、飽和脂肪酸なども肺がんリスクを高める要因となる。慢性気管支炎、肺結核など慢性肺疾患患者も肺がん発病の高リスク群に入る。
11月は「世界肺がん啓発強化月間」とされている。報道官は、肺がん予防にはまず禁煙し、室内での油や煙の発生を減らし、新鮮な野菜や果物を多く摂取し、室内の換気をよくすることが大切だとした。また、慢性肺疾患の治療を受けるよう呼びかけている。(翻訳・編集/中原)
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