Record China 2008年11月2日(日) 21時13分
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10月31日、南開大学の教授がまとめた調査の結果、中国の大学生の3割が拝金主義の概念を持つことが明らかになった。資料写真。
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2008年10月31日、南開大学周恩来政府管理学院の杜林致(ドゥ・リンジー)教授がまとめた調査の結果、中国の大学生の3割が拝金主義の概念を持つことが明らかになった。中国青年報が伝えた。
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調査は、ランダムに選び出した本科生、研究生395人を対象としたもの。その結果、全体的な傾向としてお金に肯定的かつ建設的な見方を示していることが判明した。お金は成功の証ではないが、積極的に投資し、慈善のための寄付を行うなど合理的に運用したいとの認識を示している。
調査によると、中国の大学生は「お金にクールな人」「お金を崇拝する人」「お金(を貯めること)に前向きな人」「お金にはこだわらない人」の4タイプに分類される。うち「クールな人」(31.5%)と「前向きな人」(29.1%)は合わせて60.6%を占めた。
このほか、「崇拝する人」は28.8%、「こだわらない人」は10.6%。前者はお金で“夢が叶う”とイメージが楽観的で、後者は“諸悪の根源”と消極的。両者の見方は全く異なるが、ともに合理的な資産運用の枠から外れている点では一致している。
「卒業したらお金のある人と結婚したい」「銭途(金銭的な将来性=中国語で「前途」と同じ発音)で仕事を選ぶ」――。これは中国の大学キャンパスでよく耳にする言葉。杜教授は「大学生は在学期間、経済的に自立していないため、まとまったお金を管理する機会がほとんどない。そのため、巨額のお金を使うことにリアリティがなく、理想の色彩を帯びている」と指摘している。(翻訳・編集/SN)
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