2008年10月31日、広東省仏山市でひったくり事件が発生した。犯人と警官はバイクで激しいカーチェイス。11月1日、広州日報が伝えた。

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31日午後、仏山市のマンション・中南花園の入り口前でひったくり事件が発生した。バイクに二人乗りした犯人は男性の純金製ネックレスを奪い逃走。連絡を受けた警官はただちにバイクで追走を開始、激しいカーチェイスの幕開けとなった。

犯人はトウガラシ粉を散布、警官の追跡を逃れようとした。顔中トウガラシまみれになった警官だがどうにかこらえて追跡を継続した。犯人は続いて急に方向転換、警官のバイクに体当たりした。転倒した警官はすぐに起き上がり不屈の精神力を見せつけた。

再びトウガラシ粉の散布や体当たりで抵抗を試みる犯人に対し、警官もついに切り札を使った。バイクを運転中に両手をハンドルから離しての威嚇射撃。それでもなお逃走を続ける犯人に発砲したところ、銃弾は後部座席の犯人の頭部に命中した。前部座席の犯人は負傷した仲間を放り捨てると反対車線を逆走しなお逃走を試みたが、市民のオートバイ及び乗用車と衝突、ついに逮捕された。頭部に弾丸が命中した犯人は死亡が確認されている。（翻訳・編集/KT）