<メラミン>広がる汚染卵、迅速対応に2省を徹底調査へ―中国

Record China    2008年11月3日(月) 13時54分

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11月1日、中国農業部は湖北省と山西省で生産された卵から基準値を超えるメラミンが検出されたことを重視。現地政府と関連部門に対し、徹底した調査とすばやい対応を要求した。写真は北京のスーパーの卵売り場。

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2008年11月1日、中国農業部新聞弁公室は同日夜に記者会見を開き、湖北省と山西省でそれぞれ生産された卵から基準値を超えるメラミンが検出されたという報道に対し、農業部がこれを重視していることを強調した。「中国新聞網」が伝えた。

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香港メディアが報じた湖北省の2企業が生産したメラミン卵については、同省農業庁は調査班を立ち上げ、企業への立ち入り調査を実施。流通している問題の卵の回収と出荷停止、生産された卵に関する徹底検査を行い、その汚染源の特定に務めていると説明。

また山西省長治市「緑色生物発展センター」生産の「慈雲祥」ブランドの卵については、同省農業庁も調査班を結成。同センターは08年3月にすべての商品の生産を停止しており、現在同センターは廃品回収業者に貸し出されていることが判明したと発表。メラミン含有卵を生産した企業の責任者と関係者は現在、浙江省杭州市の公安機関に身柄を拘束されているため、調査班は杭州市に赴いて責任者らを事情聴取することを明らかにした。(翻訳・編集/本郷)

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