2008年11月1日、「中国では、北京や上海などの大都市だけでなく周辺都市やその他の中小都市で形成されたと思われる中産階級が、消費市場の成長に対して今後大きな作用を及ぼすだろう」と報道した。インドのメディアの報道を「環球時報」が伝えた。

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報道は、香港のブランド商品販売会社の社長が商業フォーラムの席上で行った発言を紹介。この社長は「中国では新興の中産階級がすでに形成されており、北京や上海などの大都市では消費市場での影響力が非常に大きくなっている」と語り、「また、2008年の大きなトレンドとして、多くの衛星都市や中小都市からも大量の中産階級が生まれ続け、彼らも贅沢で豊かな生活を享受し始めた」との見方を示した。

さらに、「こうした中産階級の購買力は、消費市場の安定した発展に大きな作用を及ぼそう」と話す一方で、「消費の伸びは著しいが、中国の国内総生産（GDP）に占める割合はまだ2割に過ぎない」と構造上の問題点を指摘したという。（翻訳・編集/HA）