<中華経済>上海電気集団が独企業と原発関連設備の生産に着手へ―中国

Record China    2008年11月4日(火) 6時55分

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31日付香港・経済通によると、大手複合電機メーカー、上海電気集団股[イ分]有限公司はこのほど、独KSB 社と共同出資で設立した新会社を上海に登記したと発表した。中国企業としては初めて原発関連設備の生産に着手することになる。

2008年11月3日、31日付香港・経済通によると、大手複合電機メーカー、上海電気集団股〓(にんべんに分)有限公司はこのほど、独KSB Aktiengesellschaft(KSB)社と共同出資で設立した新会社を上海に登記したと発表した。新会社は原子力発電用バルブを生産。中国企業としては初めて原発関連設備の生産に着手することになる。

合資会社の投資総額は4800万ユーロ。うち上海電気集団が55%を出資する。上海市の臨港重装備製造区に生産工場を建設する予定で、工場の敷地面積は2万500平方メートルとなる。

中国では原子力発電の利用が拡大傾向にあり、同市場の発展余地は大きい。現在中国で商業運転を行う原子力発電所は11カ所。今後中国の原子力による発電量は2020年に5万メガワット、2030年に12万−16万メガワットに拡大することが予想される。(翻訳・編集/KS)

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