Record China 2008年11月5日(水) 7時17分
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4日、10月中旬にパリへ視察旅行に出かけたまま帰国せず「失踪」と報じられた上海市廬湾区の忻偉明副区長は11月1日に帰国。「頚椎症」の治療のため、パリに滞在していたという。写真は忻副区長。
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2008年11月4日、視察先のパリでの「失踪」が報じられていた上海市廬湾区の忻偉明(シン・ウェイミン)副区長はすでに帰国していたことが明らかになった。「新民網」が伝えた。
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忻偉明副区長は先月中旬、視察団を率いて仏パリを訪問。15日に帰国予定だったが「10月14日に彼1人だけが忽然と姿を消した」と報道され、「汚職逃れの海外逃亡」疑惑が生じていた。廬湾区委宣伝部は「彼は失踪などしておらず、頚椎症の治療のため帰国を延期しただけ。彼はすでに11月1日に上海へ戻っており、現在も出勤せずに治療を続けている」と説明。
一部メディアの報道によると、忻偉明副区長は汚職とは無関係で、プライベートな問題を抱えていたという。彼を良く知る人々は、「妻と離婚でもめていた」と証言。さらに「5年前から不倫をしているが、なかなか離婚が成立しないため不倫相手と駆け落ちしたのでは?」という噂も報じられていた。
廬湾区委宣伝部はこれらの報道を「事実無根」と否定。忻偉明副区長が副主任委員を努める民革(中国国民党革命委員会)上海市委も、この件について調査の必要性は今のところないと話している。(翻訳・編集/本郷)
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