「善意の書き込み運動」を、嫌韓ムード一掃に期待―中国

Record China    2008年11月5日(水) 16時58分

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3日、韓国の大学教授が、中国に広がる深刻な嫌韓ムードを一掃するため、ネット掲示板における「善意の書き込み運動」を中国に広げる計画を立てているという。写真は8月、北京五輪の野球の試合を前に応援の練習をする韓国ファン。

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2008年11月3日、韓国でネット掲示板における「善意の書き込み運動」を展開している大学教授が、中国に広がる深刻な嫌韓ムードを一掃するため、この運動を中国にも広げる計画を立てていることがわかった。環球時報が伝えた。

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韓国ではネット掲示板の悪質な書き込みを苦に自殺する芸能人が後を絶たず、大きな社会問題となっている。これに心を痛めた韓国・中央大学の閔丙哲(ミン・ビョンチョル)教授は昨年、この「善意の書き込み運動」を思いついた。運動は「悪質な書き込みは時に凶器にもなる。相手を思いやる書き込みを心がけよう」というもの。韓国では、特に学校を中心に着々と運動の輪が広がっているという。閔教授は、「中韓両国のネットユーザーはこれまで、互いに多くの誹謗中傷を行ってきた。これからは互いに褒めあい、励ましあう書き込みをしていこう」と広く呼び掛けていく予定だ。

韓国紙「中央日報」によると、中国でもすでに在中韓国人を中心に「謙虚な態度と誠実な行動で中国人と良い友人関係を築こう」と呼び掛ける運動が始まっている。閔教授はこの活動を支援するため、12日にソウルを訪問する北京市教育委員会の一行24人にこの運動を紹介するつもりだという。(翻訳・編集/NN)

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