<中華経済>中国銀行の傘下航空機リース会社が機体数拡大、逆風を商機へ―中国

Record China    2008年11月6日(木) 9時5分

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5日、中国4大銀行の一つ、中国銀行股〓(にんべんに分)有限公司の傘下航空機リース会社、中銀航空租賃が、エアバス社からA320機20機を購入することが明らかになった。写真は天津のエアバスA320組立工場。

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2008年11月5日、5日付明報によると、中国4大銀行の一つ、中国銀行股〓(にんべんに分)有限公司の傘下航空機リース会社、中銀航空租賃が、エアバス社からA320機20機を購入することが明らかになった。世界的に航空業界が不振に陥る中、中銀航空租賃は多くの航空会社が利用機体をリース形式に切り替えると判断し、機体数の拡充に乗り出した。

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07年末現在で中銀航空租賃が保有する機体数は76機。19の国の航空会社29社に航空機のリースを展開する。保有機体はボーイング737型機、エアバスA320型機など汎用性の高い機体が大半を占め、今後のリース拡大に向け準備を進めている。現在エアバスと購入契約を交わした機体数は98機で、うち58機が納品済みだ。

中銀航空租賃の前身はシンガポール資本の航空機リース会社。中国銀行は06年12月、前身会社を買収し、社名を中銀航空租賃に変更した。当時中国銀行が手がけた海外の買収案件では最大規模となった。(翻訳・編集/KS)

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