コレラ患者51人に増加も流行の抑制に成功―海南省

Record China    2008年11月6日(木) 15時2分

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4日、海南省衛生庁の白志勤庁長は記者会見し、同省で多数のコレラ感染が報告された件について「絶対に感染を拡大させない」と自信を見せた。写真は海南大学。コレラ患者が発見されたため一時閉校となった。

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2008年11月4日、海南省衛生庁の白志勤(バイ・ジーチン)庁長は記者会見し、同省で多数のコレラ感染が報告された件について「絶対に感染を拡大させない」と自信を見せた。5日、新京報が伝えた。

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10月以来、海南省ではコレラの感染例が相次いでいる。これまで報告されたのは合計51件。うち40件の患者はすでに回復し、残る11件でも回復期にあるという。コレラの感染経路は菌に汚染された魚介類など食料品を食べることによる一次感染、一次感染者の糞便などを経由する二次感染があるが、白庁長によると報告例はすべて一次感染で、二次感染者の拡大抑制に成功したという。また二次感染を抑制するためコレラ患者8人が報告された海南大学が一時閉校されたことも報告された。

今回のコレラ感染は洪水の影響で汚染された食料品を食べたことが原因と見られる。コレラ以外にも下痢などの症状を訴える患者が多い。なお感染拡大が防止されたとの判断からリゾート地・海南省三亜市行きのツアー旅行は通常通り実施されている。(翻訳・編集/KT)

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