37億円以上をかけた巨大豪華船「渤海銀珠号」―山東省

2006年9月10日午前、山東（さんとう）省の黄海造船場で、山東渤海（ボーハイ）輪渡有限公司が2億5000万元（約37億5000万円）を投じて製造した「渤海銀珠号」の進水式が行われた。渤海銀珠号は、これまでに中国が独自に設計・製造した船の中で最大規模であり、その豪華さも群を抜いている。全長161m、幅24.8m、排水量は1万4000tもあり、船上には1300の客席、1800の駐車スペースを持ち、風力9級（風速1秒あたり20.8〜24.4m）の台風にも耐えられるという優れた機能を持った船である。この船は年内から山東省煙台（えんたい）市と遼寧（りょうねい）省大連（だいれん）市間の航路を運航することになっている。

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