Record China 2008年11月8日(土) 7時15分
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30日、台湾軍が軍民共用空港である台北の松山空港で、中台間の直行チャーター便を利用した人民解放軍からの奇襲を想定した秘密演習を行っていたという。写真は5日、広東省珠海市で開かれた航空ショー。新型戦闘機「殲―10」の実演が公開された。
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2008年10月30日、台湾紙「中国時報」によると、台湾軍が軍民共用空港である台北の松山空港で、中台間の直行チャーター便を利用した人民解放軍からの奇襲を想定した秘密演習を行っていたことがわかった。国際先駆導報が伝えた。
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記事によると、台湾では4日の「陳江会談」前から、中国本土との直行チャーター便の経路見直しや増便に対し、警戒する声が上がっていた。民間人に成りすました人民解放軍の特殊部隊の隊員が直行チャーター便に乗り込み、「トロイの木馬」さながらの奇襲を仕掛けてくる可能性が否定できないというのだ。そして10月30日、これを想定した軍事演習が台北の松山空港で密かに行われた。時はまさに、中国の対台湾窓口トップが歴史的な初訪問を果たす直前。公にすることでせっかくの雰囲気を台無しにしたくなかった台湾軍は、一切を公表しなかったという。
中国本土の陳雲林(チェン・ユンリン)海峡両岸関係協会会長と台湾の江丙坤(ジアン・ビンクン)海峡交流基金会理事長は4日の会談で、直行チャーター便を現行の週末限定から毎日に増やすこと、本土側の発着空港を現行の5か所から21か所に拡大すること、香港の航空管制空域を迂回していた現行の経路を大幅に短縮すること、などに同意している。(翻訳・編集/NN)
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