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2008年11月7日、広東省深セン市政府及び英科学誌ネイチャーは深セン華大遺伝子研究院が完成させた世界初の中国人の遺伝子マップに関する研究成果をネイチャー誌に掲載すると発表した。写真は07年10月、深セン市で発表された研究成果。
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2008年11月7日、広東省深セン市政府及び英科学誌ネイチャーは、深セン華大遺伝子研究院が完成させた世界初の中国人の遺伝子マップに関する研究成果を、ネイチャー誌に掲載すると発表した。8日、中国新聞社が伝えた。
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遺伝子マップとは、各遺伝子がどの染色体のどの部分に存在するかを解明したもので、医療分野での遺伝子技術には欠かせない研究となる。中国人には独特の遺伝的特性があるため、遺伝子マップは中国人に適合した治療薬を開発するために不可欠だという。
深セン華大遺伝子研究院の汪建(ワン・ジエン)院長によると、炎黄1号と名付けられた中国人の遺伝子マップを、白人の遺伝子マップと比較したところ、307万ケースのSNPs(一塩基多型)が発見されたという。今後は新薬開発などの実用研究が進められる予定で、遺伝子治療産業を切り開く端緒になると期待されている。(翻訳・編集/KT)
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