2008年11月9日、20か国・地域の財務相・中央銀行総裁会議（G20）に出席している中国人民銀行（中央銀行）の周小川（ジョウ・シャオチュアン）総裁は、来年の中国経済成長率について「8％〜9％になる」との見解を示した。中国新聞網が伝えた。

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周総裁は席上、「中国経済の安定成長は、国際金融市場の安定回復の大きな力になる」と強調。「金融市場の情勢を見極め、次の人民元為替レートの調整に関する政策を決めていきたい」と述べた。

また、世界銀行のロバート・ゼーリック総裁は8日、「中国の経済政策は、非常に賢明。巨額の外貨準備が、金融危機への抵抗力を世界中どの国よりも強くしている」と指摘した。G20は、8日〜9日の2日間開かれ、世界的な金融危機への対策などについて話し合われた。（翻訳・編集/NN）