「チベットは中国の一部」英国の声明は100年ぶり―中国紙

Record China    2008年11月12日(水) 11時25分

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11日、ミリバンド英外相が「チベットは中国の一部」と認めた件で、中国紙は、各国メディアが「英国が初めて認めた」と報じたのは誤りで、正しくは「100年ぶりに認めた」であると報じた。写真は、チベット・ラサの巡礼者。

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2008年11月11日、中国紙「青年参考」は、ミリバンド英外相が「チベットは中国の一部」と認めた件で、各国メディアが「英国が初めて認めた」と報じたのは誤りとし、正しくは「100年ぶりに認めた」であると報じた。

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ミリバンド外相は10月29日、英外務省の公式サイトで「英国の過去の政策は時代錯誤だった。英国は、非常にはっきりとした態度でチベットは中国の一部であると認める」とする声明を発表。各国メディアはこぞって、「英国が初めて中国の領有権を認めた」と報じた。これに対し「青年参考」は、「中国が清の時代だった1793年、英国王室の特使が乾隆帝に接見した際、すでにこれを認めている。19世紀後半までその態度は変わらなかった」と主張。これらの報道を「厳密には誤り」とし、「正しくは100年ぶりに認めた」とするべきだと指摘した。

また、チベット亡命政府がミリバンド外相の声明に対し、「1951年に中国が武力侵入するまで、英国はチベットの独立を認めていた」と反論している件については、「可哀想な弱小民族の代表のふりをして、同情を買おうとしている。中央政府から何らかの条件を引き出したいのだろう」と皮肉った。(翻訳・編集/NN)

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