Record China 2008年11月13日(木) 8時53分
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11日、中国新聞社は米景気後退に伴う倒産企業の増加により、中国企業の不良債権が急増していることを報じた。写真は今年6月、上海で開催された金属工具交易会。
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2008年11月11日、中国新聞社は米景気後退に伴う倒産企業の増加により、中国企業の不良債権が急増していることを報じた。
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世界的な景気後退が続く現在、目覚ましく業績を伸ばしている業種があるという。それは債権回収業だ。米ニューヨーク市で債務回収業を営む劉海善(リウ・ハイシャン)社長は毎日のように押し寄せる依頼の処理におおわらわとなっている。
劉社長によると、今や大手企業といえども突然倒産する可能性があり、年末から年明けにかけて中国企業の対米不良債権額は急増する見通しが高いという。もし迅速かつ適切な対応ができなかれば一銭も回収できない事態になることも少なくない。
もっとも幸運にも債権回収に成功したとしても、業者に支払う手数料は回収額の30%から50%にも上り、企業の損失は少なくない。今年9月、商務部研究院の柴海涛(チャイ・ハイタオ)院長が発表した数値によると、中国企業の海外貿易不良債権率は5%、世界平均の5倍、先進国と比較すれば10倍から20倍に上る。年額では300億(約4290億円)から350億元(約5000億円)が不良債権になる計算となる。ひとたび問題が発生すれば、多額の損失が発生するため、中国企業は取引先の信頼性を確かめること、債権回収に備えて関連する書類の保管、準備を進めるなどの対策が必要だという。(翻訳・編集/KT)
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