<米大統領選>官僚9人、本場の民主選挙を見学―中国

Record China    2008年11月12日(水) 12時6分

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11日、中国紙は、米大統領選を見学するため派遣された官僚9人の様子を伝えた。写真は、在中国米国大使館で行われた模擬選挙イベント。

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2008年11月11日、中国紙「国際先駆導報」は、米大統領選を見学するため民政部の官僚9人が現地に派遣されたと伝えた。

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見学団一行9人は現地時間の4日、早朝5時から夜8時半の終了時間まで、全米10か所の投票所を回った。9人のうち7人は地方から来たメンバー。中国では、ちょうど10年前の同じ日に「村民委員会組織法」で村レベルでの直接選挙制度が確立されるなど、村や県といった末端レベルでは直接選挙が行われている。

9人が目にしたのは、市民が積極的に選挙に参加する姿。106歳の老婦人や酸素マスクをつけた患者までが、当然のように投票に足を運んでいた。また、スタッフの多くはボランティアで、80歳の高齢者から選挙権のない高校生までさまざま。9人は「中国では考えられない」と感嘆の声をあげた。

黒人であるオバマ氏の当選も、9人にとっては意外だった。メンバーの多くは50〜60年代生まれで、「米国は人種差別がひどい国」と教わってきた世代だ。米カーター・センターの中国プロジェクト主任、劉亜偉(リウ・ヤーウェイ)氏は「米国の政治変化を目の当たりにしたことで、彼らの考え方にも何らかの変化があるはず」とコメントした。(翻訳・編集/NN)

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