「鬼子」日本兵とロバが街を練り歩く!その正体は…―河南省衛輝市

Record China    2008年11月13日(木) 12時24分

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4日、河南省衛輝市で、旧日本兵に扮した販売促進活動のパレードが練り歩き、地元工商局に「風紀を乱した」として罰せられたという。当初、宣伝活動と理解できなかった市民らはこのパレードを目撃して一斉に罵声を浴びせたという。

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2008年11月4日、河南省衛輝市で、旧日本軍の軍服に身を包んだ宣伝マンによるパレードが市民らの注目を浴びた。販売促進キャンペーンの一環で、4人の「日本兵」と10頭のロバによるパレードが宣伝するのは、食用のロバ肉だという。新京報の報道。

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当初、宣伝活動だと理解できなかった市民らはこのパレードを目撃して眉をしかめた。中国人にはおなじみの抗日映画に登場する日本兵そのものの姿は、「日本鬼子」と呼ばれていることからも分かる通り、彼らに不快感を与えこそすれ、見て気持ちのいいものではなかった。パレードは市民の罵声を一身に浴びながら進んだ。

太鼓の音に合わせながら「天上龍肉、地上驢肉」とキャッチフレーズを連呼するパレードが最後に到着したのはロバ肉販売の専門店。同店の経営者によると、日本兵に扮しているのは三輪車の車夫で、「とにかく目立つ広告を打ちたかった」ということ以外に他意はないとのこと。

しかし、思わぬ騒ぎになり通報を受けたことから同市の商工業局では、「風紀を乱した」として、この経営者から軍服や銃器などの小道具を押収したうえ、1万元(約14万円)の罰金を科したという。(翻訳・編集/愛玉)

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