地下から神秘の「巨大石窟群」―浙江省寧波市

Record China    2008年11月14日(金) 17時44分

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13日、浙江省寧海県のある村で巨大な地下石窟群が見つかった。内部にたまった水を1か月にわたって抜いても底がまったく見えてこないほどの大きさという。

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2008年11月13日、銭江晩報によると、浙江省寧海県のある村で、巨大な地下石窟群が見つかった。入り口は3m程度の大きさだが、中はとてつもなく広く、内部にたまった水を1か月にわたって抜いても底がまったく見えてこないほど。

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10月から、大型ポンプを使って石窟の中にたまっている水を抜く作業が行われているが、1か月経って水面が40m下がってもまだ底が現れる気配すらないと、村人たちは驚いている。内部には石の階段が続いており、広大な洞穴が無数に連なっているのだという。

村長の呉(ウー)さんによると、この土地に長く住む老人から聞いた話では、この石窟は明清時代の採石場だという。以前から石窟にまつわる言い伝えがあり、上海で使われている石板はすべてここ寧海県から供出されたもので、現在も無数の石窟が残されていると話している。現地住民の家も大半が石造り。1979年にも別の石窟で水を抜く試みが行われたが、そのときも底がまったく見えなかった。無数にある他の石窟とつながっているのだという。

ユネスコ世界遺産にも登録されている「龍門石窟」に行ったことのある人によれば、壁画は別として、規模は龍門石窟に匹敵するほどの大きさだと話しており、水が抜けるのを待って専門家に調査を依頼するとのことだ。(翻訳・編集/岡田)

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