<チベット>中国の態度が変化、海外と対話へ―英メディア

Record China    2008年11月16日(日) 16時56分

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15日、英BBCはチベット問題を担当する中国共産党担当者のインタビューを掲載した。BBCは中国政府が同問題に対し欧米諸国と対話の姿勢を見せ始めたと評価している。写真はチベットの人々。

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2008年11月15日、英BBCはチベット問題を担当する中国共産党中央統一戦線工作部の朱維群(ジュウ・ウェイチュン)副部長のインタビューを掲載した。BBCは中国政府が同問題に対し欧米諸国と対話の姿勢を見せ始めたと評価している。

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10月29日、英ミリバンド外相は英国は中国のチベット領有権を承認すると明言したが、朱副部長はこの発言を「世界の大勢に合致したもの」と評価した。中国政府はチベットは中国の一部であるという態度を堅持し、独立派はおろかダライ・ラマ14世が求める高度な自治をも拒否する姿勢を貫いている。そのため政府とダライ・ラマ14世との対話は実質的な進展がない状態が続いている。

中国政府の強硬な姿勢に変化はないが、BBCは朱副部長のインタビューはこれまでチベット問題を批判する欧米諸国、メディアとの対話を拒んできた中国が変化しつつあることを示している分析した。ミリバンド外相の発言は中国を世界経済の新秩序に引き入れようとする英国政府の姿勢を反映したものと見られるが、中国政府もこれに応え、自国のマイナスイメージを変えようとする姿勢を示しているという。(翻訳・編集/KT)

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