景気後退が現実化?企業は先行き楽観視―中国

Record China    2008年11月16日(日) 20時42分

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15日、中国企業家調査システムは調査報告「企業経営者のマクロ経済情勢及び改革に関する判断、評価、提言」を発表。調査は今年8月から10月にかけて実施された。写真は江蘇省の建設現場。

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2008年11月15日、中国企業家調査システムは調査報告「企業経営者のマクロ経済情勢及び改革に関する判断、評価、提言」を発表した。同調査は今年8月から10月にかけて実施された。中国新聞社が伝えた。

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世界的な経済危機から中国輸出産業の景気悪化が伝えられているが、同調査に回答した経営者のうち70%以上が2008年のGDP成長率は9%を超える高水準になると予測した。またマクロ経済の判断でも「正常」との回答が29%を占めた。「過熱気味」「過熱」との回答は前年比36ポイント減の30%、「悪化気味」「悪化」との回答は前年比27ポイント増の29%となり、02年以来最高となった。

景気悪化の影響は見られるものの、多くの経営者がなお先行きを楽観していることがうかがえる。同調査システムは中国政府の景気刺激策は現実に即したもので、企業家の積極姿勢を引き出し中国経済に有利に働くと評価している。(翻訳・編集/KT)

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