<中華経済>上半期の自動車生産が世界2位に―中国

Record China    2008年11月17日(月) 18時32分

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16日、08年上半期の中国の自動車生産は519万3000台で、アメリカを抜き、日本に次ぐ2位となったことが明らかになった。写真は国際オートショーの「BYD汽車」ブース。

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2008年11月16日、中国新聞社によると、中国の自主開発ブランドに関するフォーラムで、中国の2008年上半期の自動車生産量は519万3000台で、アメリカを追い越し、日本に次ぐ2位となったことが明らかになった。07年は中国の自動車生産量は888万2000台で世界3位で、今年はこれを上回る勢い。

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しかし、華晨汽車研究開発センターのシン如飛(シン・ルーフェイ)氏は、「中国は“自動車大国”にはなったが、“自動車強国”にはほど遠い」とし、08年第1〜3四半期の中国国内における合資自動車の販売シェアは74.72%にまで拡大した一方、自主開発ブランド車は依然として中低価格層がメインで、低価格を売りにしているだけでは品質や競争力の向上は見込めないとし、自主開発能力の向上を主とした戦略への転換の必要性を強調。

特に中国の自動車工業の自主開発も海外資源に依存するところが多いと、シン氏は懸念しており、「エンジンやオートマチックトランスミッションなど重要技術の多くが自主開発の問題点となっている。国内でのこうした部品の組み立て体系は依然として充実していないほか、自動車産業全体が先進国に遠く及ばず、自動車大国から自動車強国へと成長するためには、国内での自主開発能力の向上を主とした戦略の転換が急務だ」と話し、そのためにはまず人材の誘致・育成が重要だと述べた。(翻訳・編集/岡田)

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