海外在住の中国人、わが子は本国の両親任せ?―カナダ

Record China    2008年11月17日(月) 18時14分

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16日、カナダに移住しているインド人や中国人夫婦の間で、子供を故郷に住む両親に預けるケースが増加している。資料写真。

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2008年11月16日、カナダの華字紙「星島日報」によると、カナダに移住しているインド人や中国人夫婦の間で、我が子を故郷に住む両親に預けるケースが増加していることが分かった。中国新聞網の報道。

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中国ではもともと、子供の面倒を見ることが大きな負担になる場合、自分の両親に子供を預けることは珍しいことではなく現在もよく見られることだが、3世代は同じ家や地域に住む場合がほとんど。今日、国を越えて子供を預ける人が増えており、海外での学業や、低い賃金での長時間の労働などにより、子供を育てる時間も経済的な余裕もなく、また、見知らぬ人に子供を預けることを嫌って、故郷に住む両親に子供を預けるケースが増えている。皮肉なことに、海外への移住を決めた人々の大半の理由は「子供の将来のため」という。

しかし子供にとっては親の事情など理解しようもなく、身近に親がいないことで傷ついたり、精神的に大きな負担になってしまい、人格や行動に問題があらわれる子供も多いと専門家は話し、子供の成長のためにも、家族は離ればなれで暮らすべきではないと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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