<中華経済>1−9月倒産企業7148社に、東莞市が最多―広東省

Record China    2008年11月17日(月) 19時50分

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16日、広東省経済貿易委員会は08年1−9月に倒産、営業休止、移転した省内企業数が7148社に上ったと発表。倒産理由は原材料高、人民元高、資金繰り悪化が上位3位。写真は東莞市の2工場を閉鎖した香港大手玩具メーカー・合俊集団。玩具で遊ぶ従業員の子ども。

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2008年11月17日、17日付南方日報によると、広東省経済貿易委員会は16日、08年1−9月に倒産、営業休止、移転した省内企業数が7148社に上ったと発表した。

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都市別にみると、東莞市が1464社で最多。以下、中山市が956社、珠海市が709社、深セン市が704社、スワトウ市が587社、仏山市が526社と続いた。

業種は、繊維・被服、電子製品、セラミック建材など。倒産した企業は中小企業が最も多く、生産技術の立ち遅れ、エネルギー消費の多さといった共通点がみられた。省経済貿易委によれば、倒産理由は原材料高、人民元高、資金繰り悪化が上位3位。また、株式市場の低迷を背景とした投資損失など経営管理の甘さなども倒産理由に挙がった。

ただ政府の指示によって工場を閉鎖・移転した企業も多い。同委によれば、広州市でこの期に工場を閉鎖した120社のうち、67社は生産技術の遅れや環境保護未対応を理由に政府が閉鎖を指示した小規模セメント工場だった。(翻訳・編集/HI)

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