不況による失業者、香港への密航急増―広東省深セン市

Record China    2008年11月21日(金) 21時56分

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20日、金融危機の影響などによる不況が深刻化する中、深セン市では出入国検査所を通過せず不法に香港に渡って働く失業者が急増しているという。写真は浙江省温州市で逮捕された密航者。

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2008年11月20日、金融危機の影響などによる不況が深刻化する中、深セン市では出入国検査所を通過せず不法に香港に渡って働く失業者が急増しているという。香港「大公報」の報道を「中国新聞網」が伝えた。

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同市の文錦渡出入国検査所の担当官は「最近の不況による企業の倒産などで失業した出稼ぎ労働者が、深セン市に大量に滞留している」とし、「文錦渡検査所は鉄道の駅が近く、人口密度も密集しているため、検査の目を盗んで香港へ渡る労働者が後を絶たない」と話す。

不法に渡航した労働者は香港で働いて一定の金額を稼いだ後、ニセの出入国許可証を購入したり、密航組織などを利用して中国本土へ戻ってくるという。

これに対し、同検査所では「ローラー作戦などを採用し、徹底的な取締りと責任の追及をして行く」としている。(翻訳・編集/HA)

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